笑顔でいられたらそれだけでいいの

いろんなことがあった40数年。少しずつ整理していきます。

長女は結局、何をしても学校には行けず、

2年生の3学期ころかな、

まだ進級できるかもしれないと、

自分でもなんとかしたいと、

少しだけ、テスト数教科だけ、とか、

もうぎりぎり精神力振り絞って、

学校に少しだけ行ったりしたんだけど、

 

結局はもう、

出席日数が足りな過ぎて、

みんなと3年生になることはできない、と

宣告されてしまいました。

 

先生としては、やはり、高校を卒業したほうが、

今後の人生にはよいのではないか、と

休学してでも、

留年してでも、

卒業を目指すことを勧められました。

 

でも、

長女の場合、

頑なに卒業したかったのは、

進級したかったのは、同じ学年の子たちと一緒に、

ということで、

留年するくらいなら、もう、

やめたい、という気持ちでした。

 

わたしも、

そんなに毎日苦しみながら、

この生活を続ける意味がもうないと思っていたので

いつやめてもいいと思っていました。

 

でも、長女が卒業をあきらめきれない間は、

やめろとも言えず、

できることをとにかくしてあげなくては、と思っていました。

 

しかし、

とうとうみんなと進級できないと、

はっきりわかったことで、

長女自ら、退学したい、と言ってきました。

もう、卒業しなくてもいい、と。

 

ままちゃん、中卒だとなんか困る?

と聞かれたので、

ままちゃんは、中卒の人がだめだとは思わないし、

長女が中卒でも、なにも困らない。

ただ、世の中にはいろんな人がいるから、

中卒だって言うことで、ばかにされたり、

例えば、結婚したい人の親に反対されたり、

そういうことはあるかもしれないけど、

生きていくのには、なんの問題もないと思う。

と、答えました。

 

長女は、じゃあ、いいかな、と、

退学を決めました。