笑顔でいられたらそれだけでいいの

いろんなことがあった40数年。少しずつ整理していきます。

休学したら解決したのかと言うとそうでもないけど

高校2年3学期、休学を決めた長女。

それも、退学も決めての休学。

 

とりあえず、

もう学校に行かなくてもいいんだ、ということで、

少しは表情が柔らかくなったような気がします。

 

ただ、それですべて解決したかと言うと、

そんなわけもなく、

病んだ心は根深く、

心療内科に通う日々は続きました。

 

それでも、

専門学校に行きたい、

認定試験を受けて、専門学校に進む、

という目標ができ、

わたしも夫も、

少しほっとしました。

 

進学校だったので、

かなりの数の単位が1年の間にとれていたこともあり、

認定試験は余裕でした。

 

あとは、行きたい学校を選び、

見学に行き、

オープンキャンパスへの参加、

AO出願、その説明会・・・と、

どんどん進んでいきました。

 

それでもやはり

メンタルが落ちてしまうことも多く、

平穏な毎日、とはいきません。

 

休学してから、

アルバイトを始めました。

不登校で休学中で、心療内科に通院していて、

薬も飲んでいること、

全部話したうえで、

雇っていただきました。

 

主任さんがいい方で、

わたしが最初にその状況をお話ししたとき、

わかりました、自分にもそういう家族がいます、

だから、応援したい、

ここにバイトに来ることで、

元気になってくれればいいから、

無理はしないで、がんばらなくてもいいから、

やってみよう、と

言ってくださいました。

ほんとに、感謝でいっぱいです。

 

バイトの朝、行けない・・・と泣いて休んだことも、

遅刻したこともありました。

それでも、その主任さんがいる間は、

なんとか続けることができました。

 

そんな感じで、

18歳になる1年は、

学校に行くのをやめて、

アルバイトをしながら、

ちゃんと生活できるように、

来年専門学校に行けるように、

リハビリしようね、という1年でした。