笑顔でいられたらそれだけでいいの

いろんなことがあった40数年。少しずつ整理していきます。

年賀状のこと、また考える

昨日、年賀状が変わってきたなあって

そんなことを言ってみたけど、

 

もっと前から気になっていたこと。

 

家族写真の年賀状。

いるとかいらないとか、時々話題になってましたね。

 

昨日もここで言ったけど、

我が家はずっと写真付き。

それも、家族全員。

遠方の友人や、親戚にげんきですよーって

言ってるつもりだった。

けど、

いらない人もいたかもね。

 

ただ、わたしとしては、

どうでもいいというか、

興味のない人は見ないだろうし、

さらっと捨てられても、

シュレッダーにかけられても気にはしない。

 

だから、出したい人は出せばいいし、

見たくない人は見なきゃいいと思う。

 

けど。

 

数年間、わたしも写真の年賀状がつらくて仕方のないときがありました。

 

それは、

2人目不妊で悩んでいた時。

悩んでいたというよりも、

病んでいた時。

 

長女を産んでから、

次女が産まれるまで6年。

 

ひとりもできなくて、不妊治療に10年以上かけたり、

大きなお金をかけてもできない人もいる中、

2人も生んでりゃいいでしょって

思われるかもしれない。

たった数年でしょって。

 

でも、わたしには地獄の数年。

 

長女が2歳の時、

2回目の妊娠。

 

そして、初めての流産。

 

2年後、3回目の妊娠。

そして

2回目の流産。

 

その数年間。

4回目の妊娠から無事に出産するまで、

病んでしまった。

 

同年代の友人知人たちから届く、

生まれましたの年賀状。

2人目できましたの年賀状。

あっさり2人めができた友人。

ベビー用品のちらし、広告、CM。

しまいには

赤ちゃん乗ってます、の車のステッカーにまで、

過剰に反応、

泣いて、それら全部を憎んだ。

 

だけどそこで気づいたのは、

自分もそういう思いを、誰かにさせていたんだなってこと。

 

反省、後悔はしたけど、

でもね。

どうにもならないよね。

 

それぞれの環境、事情、みんな違うから。

 

相手のことを気遣うのは大事だけど、

100%全ての人に対応するなんて無理な話で。

 

受け取るほうが選ぶしかない、と思う。

 

難しいけど。

いろんなことを気にしすぎると、

病んでしまう。

長女もそうだった。

気にしなければ楽になるということに、

少し気づいたから、

今はちょっとは生きやすくなったかな。

 

年賀状はそのうちなくなる気がする。

やめますって言う人が増えてきたし、

来た人にだけ返信してるみたいなのも増えてきていて。

それっぽい人には、来年はやめたほうがいいかなって思ったり。

 

次の年賀状考えるころ、

世の中はどうなっているんだろか。