笑顔でいられたらそれだけでいいの

いろんなことがあった40数年。少しずつ整理していきます。

成人式☆生きていてよかった

長女の成人式、

延期になっていたのが

行われました。

 

20歳の誕生日にも思いがあふれたんだけど。

 

高校生で不登校になり、

高校を中退した長女。

その当時、全てのつながりを絶っていました。

中学生の時からのお友だちも、

その前からのお友だちも、

なにもかも。

 

ままちゃんが思ったのは、

このまま、途切れてしまうんだろうか、

この子のそばにはもう、

誰もいないのか・・・。と、

もちろん私は親だから、

はなれることはない、でも、

他に誰もいなくなってしまうんだろうか、と

ものすごく、悲しかった。

 

成人式も、出られないんだろうか、

その日、この子はどうなるんだろうって。

 

その長女が、

今回の成人式、

数日前から、楽しみだ楽しみだってわくわくして、

うれしそうに会場に入って、

楽しかったー楽しかったーーーーーって

帰ってきた。

 

生きてたら、

いいことあるなあ・・・。

涙が出るとか、そういうレベルではない、

あふれる思いがありました。

 

高校に行けなくなって、

すべてを失ったと思い込んで、

生きているのがつらいと言って、

生きていたくないと、

何度も言った長女が、

笑顔で晴れ着を着て、

お友だちと写真も撮って、

楽しかったなあって、笑った。

 

今つらくても、

ずうっとつらいとは限らない。

いいときは必ずくる。

 

長女も、

またつらい時がくるかもしれないけど、

でも、

いい時はくるから。

 

 

なんで生きていなくてはいけないの?

って長女に何回も聞かれて、

答えを教えてあげられなかったけど、

今なら言える気がする。

 

絶対に、

生きててよかったって思える日が来るから。

だから、生きようって。

 

つらかったら、

逃げてもさぼってもわすれてもあきらめてもいいから、

生きていてほしい。

みんなに。