笑顔でいられたらそれだけでいいの

いろんなことがあった40数年。少しずつ整理していきます。

恨み節、つづきます

 

mamatyan.hatenablog.com

 続きです。

 

というか、思い出したこと。

その理不尽な職場で、

一番頭に残って、忘れられないこと。

 

大好きな時間が

毎回、嫌な思い出をよみがえらせてしまうようになった、

そんな出来事がありました。

 

日々、

仕事のできない、覚えない、

だめキャラ指定されていたままちゃん。

 

仕事の中で、

みんなのお昼休み用のコーヒーをいれる、

というのがありました。

もちろん、ままちゃんだけじゃなく、

その時できる人がやる仕事でした。

 

入ってしばらくして、

ままちゃんにも、その仕事が回ってきて、

コーヒーいれてねって、

言われました。

 

粉が何杯、お湯はここまでって、教えてもらい、

それやりながら、他のこともしてねって言われ、

ままちゃん、はいっていいお返事して。

 

その時のこと。

わざわざドリップコーヒーいれるなんて、

みんなコーヒー好きなのかなあって思いながら、

いつも家でやっている通り、

わいたお湯で粉を湿らせて、

蒸らしている間に、言われた通り、

違う仕事も進めていました。

そしたらね、

一人の人が、

「ままちゃんさん!お湯全然入ってないよ!?」

って。

もう、この人何やってんの?

仕事どころか、コーヒーすらまともにいれられないの?

みたいに言われたんです・・・。

 

一瞬、は?って思いましたが、

あ、この人わかってないなあと思ったので、

あーすいませーんって

お湯入れに行きましたけど。

 

悪いけどままちゃんね、

毎朝、豆からひいて、コーヒーいれてるわけですよ。

なのに、

コーヒーもいれられない人、みたいに言われたことが、

ほんと、ショックでした。

 

だけど、日々の様子から、

もしもそこで、

豆蒸らしてるんですよ、とか言ったもんなら、

何言われるかわかりませんから・・・。

仕事中でも、少しでも反論とか、

あ、優しいやつですよ、

それちがうよ!

って言われて、

今、これからやろうと思って・・・とか

その程度でも言うと、

「反抗したらだめ!」とか言われるんですよ。

とにかく、古いもんの言うことを聞けって

そういう感じでしたね。

 

がまんしたけど、

それ以来、

家でコーヒーいれるたびに、

粉を湿らせるたびに、

そのことを思い出します。

大好きな時間を、台無しにされました。

 

は?何言ってんですか?

やったことないんですか?

って言えばよかったな。

 

わざわざドリップしても、

飲むころには冷めていたり、

一人の人は濃いのが苦手とか、

どーでもいい感じだったので、

それからは、ざばざばドリップしてました。

 

記憶から消したい、そういう出来事でした。