笑顔でいられたらそれだけでいいの

いろんなことがあった40数年。少しずつ整理していきます。

母が外で働くとか家にいるとか

ままちゃんは、

結婚してずっと専業主婦でした。

 

理由は

遠くからお嫁に来たため、

無職で結婚。

新しい土地になれるまで、

働きたくなかった。

すぐに妊娠、出産で、

ますます働けない。

もう一人子どもが欲しかったので、

それまで働かないつもりでいるうちに、

なかなか子どもができず、

6年後に次女が産まれる。

幼稚園に入れるまでは自分で育てたいと、

働かない。

 

と言う感じで、

途中、少しアルバイトをしたことはありましたが、

家計のために、というよりは、

やりたいことがやれた、くらいでした。

 

次女が幼稚園に入って、

家に一人の時間ができ、

なんとなく、なにかしなければ、という気持ちになり、

内職をはじめました。

 

よくある、家に持ってきてもらい回収に来てもらう、

プラスチックの部品の検査で、

半年?もう少しやったかな?

でも、

時間のわりに、大したお金がもらえないこと、

家の中に、きれいじゃないコンテナを入れないといけないこと、

配達のおじさんが苦手だったこと、

等重なって、

やめました。

 

やめるころ、

親戚の会社の内職をやってくれないか?と言う話をもらい、

やることに。

縫製関係だったので、

趣味と重なり、

楽しくやることができました。

業務用のミシンを自宅に持ってきてもらい、

手縫いの仕事や、ミシンの仕事。

楽しくせっせとやっていました。

夜中までやったこともあるけど、

とにかく楽しかったので、次女が幼稚園卒園して、

小学校1年生くらいまで続けました。

 

結局、

長女が中1まで、

わたしは家にいるママでした。

 

わたしの母も、そんな感じだったので、

それが当たり前だと思っていたし、

保育所や、学童におまかせじゃなく、

自分でみていた、というのがいいことだと思っていました。

そのほうが、いい子が育つと思っていました。

 

だけど

長女は不登校になり、

高校中退。

 

わたしは、なにか間違ったのか?

自分の時間をすべて子どものために注いだのに。

なーんて、一瞬思いましたが、

結論は、

親の育て方が

子どもの育ち方を決める、

わけではないと知った。

育児本とか、ネットとか、

親の育て方が与える子どもの成長への影響、みたいな

いろいろあるけど、

そんなの、それぞれの環境状況も違うし、

一律に言えるわけない、と思う。

それ言っちゃうと、どこんちにもあてはまるし、

結果見て、こうなったのは、こうだったからだ、なんて、

あとからだったら何とでも言える。

だから、

そういうのを見て、

お母さんたちが自分を責めるのが心配です。

自分を責めないで!

一生懸命やってきた結果なんだったら、

自分を責めることない。

わたしも少し、自分を振り返って、

あーすればよかったとか

こーすればよかったとか、

うだうだ考えることもあるけど、

最終的には、

過去を振り返ってもどうにもならないので、

そんな暇あったら、

未来を考えよう。と

思うようにしてます。

過去は変えられないので。

 

ただ、家にいて子どもを見ているほうが

働いて保育所にお任せのママより、

ちゃんとしてるって勘違いしていた過去の自分は、

蹴とばしてやりたいですね。

家にいても、

働いていても、

同居してても、

ひとり親でも、

子どもはその子なりに、育つ。