笑顔でいられたらそれだけでいいの

いろんなことがあった40数年。少しずつ整理していきます。

子どもの不登校は親のせいじゃない

わたしは、

普通に大学まで卒業して

結婚して

母になって

 

普通に育てたつもりのムスメが

不登校になった。

 

青天のへきれき、というか

まさか自分の家族に

こんなことが起きるなんてと、

なんで?なんで?

 

が止まらなくなった。

 

わたしが悪いの?

育て方が悪かったの?

小さいとききつくしかったから?

厳しくしすぎた?

下の子にかまいすぎてた?

 

どんどん

自分を責める。

 

わたしがわがままばっかり言って、

親に迷惑かけたから?

遠くにお嫁に行くって、

反対押し切って親を捨てたから?

罰が当たったの?

因果応報って、こういうことなの?

 

どんどん病んでいくムスメに、

死にたい、と言われて、

なんのためにわたしはこの子を産んだんだろう。

ごめんね、産んでごめんね・・・。

 

そして

それが続いて究極にもう

自分の存在も消してしまいたくなって、

ある時、気づいた。

 

この子は、一人の人格であり、

わたしの一部では、ない。

わたしが産んで育てたからと言って、

こうなったのは、わたしのせいではない。

 

この子の個性が、人格が、

選んで、この道を進んでいるんだ。

 

自分勝手かな。

でも、そう思うことで、

じゃあ、わたしが長女にしてあげられることはなんなのか、

と考えるようになった。

 

わたしが長女に(次女にももちろん)望むことは

ただひとつ、

笑顔でいてほしい、それだけ。